新築だけが住みたい家ですか?暮らしのプロに聞く!
本音 女子座談会!

第3回「リフォームのポイントと賢い工務店選び」

ブロガー座談会も、今回が最終回。熱い注目を集める中古マンションですが、そこで理想の暮らしを実現するには、やはりリフォームがキモとなってきます。そこで、今回は実際に中古物件を購入してリフォームを実施したお二人から、リフォームプランを立てる際のポイントや、工務店選びのコツなどをおうかがいします。聞き手/プリンシプル住まい総研 所長 上野典行

100点を目指さないリフォームが、未来に活きてくる!?

尾崎さんとやまざきさんがリフォームをする時に気をつけたことはどんなことですか?

尾崎100点を目指さないということですね。

やまざきわかります!

橋場えっ!?毎日暮らすお家なのにですか?

尾崎だからこそ、なんですよ。思った通りにやって満足度100点を目指しても、住んでみると「あれ、ちょっと違ったな」と思うポイントってでてくるものなんです。ここもやっておいたらよかった、とか逆にこれはいらなかったな、という発見が、暮らしの中であるんです。100点を追い求めて、実現したと思っていると、その発見がストレスになってしまう。だから私はいまの家のリフォームの満足度は80点くらいですね。

やまざき私は90点くらいかな。工務店でペンキの色を見て決めたり、素材のサンプルを見て決めたりしても、実際に住んでみると全体の中でそこだけ浮いてたりすることがあるんです。逆に、選択肢が少なくて妥協した点も、住んでみると気にならないこともある。変更できる余白を残して、90点を目指したというのもありますね。

橋場なるほど!壁紙や床板の小さなサンプルだけでは全体がイメージできないですよね。「理想通り完璧だ」と思っていても、住んでみてイメージが違ったら、ショックだろうな……

尾崎完璧を追い求めると、予算をオーバーしてしまうというのも理由のひとつですね。全体の金額と比べて、小さな追加や変更はついつい「じゃあ、それも」「あれもつけよう」と気が大きくなりがち。でも住んでみて気付く発見もあるし、やっぱり暮らしってライフステージによって変わるもの。子どもの独立などの大きな変化の時には、もう一度リフォームをかける必要もでてきます。予算を守ってリフォームをしておけば、その時に備えることもできますよね。

やまざき私は今のマンションで2回リフォームをしているので、大変よく分かります。それがさっき話した「変更できる余白」ですね。2回目は水回りのリフォームでしたが、いつかすることが分かっていたので、将来の計画を立てて、それに備えることができました。

新築マンションだとリフォームの計画を立てて買うことは少ないでしょうね。「買った瞬間が100%完成形」というイメージがありますから。でも、子どもは育つし、生活も変わる。家には手を入れたくなりますよね。

橋場最近では賃貸物件でも自分で手を入れられるところが増えてますよね。いまの「100点を目指さない」というのは新築・中古、分譲・賃貸に関わらず、大切なポイントかも。

尾崎ライフステージに合わせてリフォームをかけられる余力が持てる、というのは新築に比べて価格の安い中古マンションの魅力のひとつかも知れませんね。それにリフォームをする中で、自分の経験値も上がります。前回の反省を踏まえ、よりよい計画立てたり、ぴったりな工務店を選んだりと、上手にリフォームができるようになってきますよ。

やまざき経験値が身につくのは大きいですよ。特に工務店を選ぶのって、難しいですものね。

リフォームの成否を左右する重要な要素が「工務店選び」

今後、中古マンションが市場にどんどん増えていくだろうと感じています。そうなるとリフォームを自分でする機会も増えるわけです。いま工務店の話が少し出ましたが、初めてのリフォームだと工務店選びはハードルが高いですよね?

橋場工務店って、人生で何度もおつきあいがあるわけじゃないですよね。そこで失敗しないよう工務店を選ぶというのは難しそう。自分がやりたいリフォームをしてくれる工務店といっても、リフォームだって初めてだし、イメージができていないのが正直なところだと思います。それを引き出してくれて、形にして見せてくれる工務店って、どうやって選べばいいのかな、と不安です。

やまざき中古だとオープンハウスをしている不動産屋が、リフォーム込みで値段を付けていたり、提携している工務店を紹介してくれることがあります。でも、私はそこではなく、主人の同僚がリフォームを依頼して満足度の高かった工務店を紹介してもらいましたね。口コミは大きな安心材料だと思います。

尾崎不動産屋は物件を買ったらそこで関係が切れますが、工務店はリフォーム後も不備や故障・破損箇所の保証がありますから、長いつきあいになることが多いですね。だからこそ、工務店選びは大切。ただ、工務店と一口に言っても、本当に色々なところがあります。上手い下手も当然ありますし、それは物件の構造や素材との相性で決まったりします。依頼する私たちとの相性も大きいですね。規模も様々です。

橋場何社かコーディネートしてくれて、提案してくれるサービスなんかがあると助かりますね。

「中古住宅+リフォーム」の主な不安や疑問

(%)60 50 40 30 20 10 0 45.4% 物件選びの段階ではリフォーム費用がわからない 45.4% 予期せぬ不具合が見つかると予算オーバーしそう 費用や支払いに対する不安 (%)60 50 40 30 20 10 0 38.6% 建物内部の痛み具合まではわからない 36.3% 建物が古いと大したリフォームができなそう 品質や保証に関する不安 (%)60 50 40 30 20 10 0 39.4% 物件選びの段階ではどのくらいリフォームできるかわからない 33.1% どんな会社にリフォームを依頼すればいいかわからない 相談相手に関する疑問 データ提供:リクルート住まい総研

尾崎私は何社かに話をして、提案をしてもらい、見積を見比べて決めましたね。でも各社項目がばらばらで、何を基準に比べたらいいのかがわかりにくい。やはり予算を守って「プラスアルファ、こんなこともできますよ」と提案してくれた工務店を選びました。そうやって頑張ってくれる、工夫を見せてくれるところは、信頼できるなと思えますね。

橋場やっぱりこちらの生活スタイルを聞いて、より暮らしやすいように提案してくれるような工務店がいいですね。素人の私たちが完成後をイメージしたといっても、それはあいまいなもの。そのイメージが具体的になるよう、実際にモノを見せて提案してくれるとありがたいですね。

やまざき私が依頼した工務店は「展示品なので安く使えますよ」といった具合に、選択肢を提示してくれました。信頼がおけるなと思いましたね。

尾崎あとはちゃんと壁の中や床下などを調査して、構造を調べてリフォームができるかどうかを判断してくれるところがいいですね。不動産屋はそこまでの情報を教えてくれないこともあります。工務店に依頼したのは良いが、床を開けてみたら思っていたリフォームができない、追加ですごい金額がかかる、ということだってあるわけですから。

将来の暮らしをイメージしやすいReaRieのサービス

ReaRieは中古マンションとリフォーム後のイメージを同時に提案するサービスです。物件の図面を精査し、リフォームプランを立てています。その後、住宅診断により、必要に応じて修繕提案を行います。こちらはみなさんがおっしゃっていたイメージに近いのではないでしょうか?実際に見てみてどんな感想をお持ちになりましたか?

やまざき工務店の実力がうかがえたら、判断材料になるのでいいですね。中古物件はどうしても見た目が汚れていたり、老朽化が進んでいて、自分が暮らすイメージが描きにくく、購入に際して新築至上主義の家族がいると争点になりやすい。でも、リフォーム後のイメージがあれば、安心感があって、説得もしやすいですね。

尾崎工務店は地元に密着しているところが多いですよね。大規模マンションの場合だと、築年数が経過してると、「同じ物件の別の住戸でリフォームをしたことがある」という工務店もあるはず。そこの事例・実績があれば見積に説得力がでますね。

橋場こういうサービスがあると確かに中古物件を選択肢に入れやすい。さらに複数案のリフォームイメージがあって、工務店が選べるとより良いかもしれませんね。

尾崎新築はモデルルームのように既製品のイメージがありますが、それに対して中古マンションは注文住宅に近いかな。そのひとつのプランを提示してもらえるというのは、自分でイメージを描く際のヒントにできて良いですね。今のマンションも築年数が深いので、いつかは買い換えになると思います。その際も戸建や新築ではなく、中古のマンションを選ぶと思います。次は利用してみようかな、と思えますね。

「リアリエ」のリフォームプラン付き提案例(間取り変化で広いリビングを実現)

私自身、かつての「新築を買って、住まいに生活を合わせる」スクラップ&ビルドの時代から、新築物件の供給が減り「中古を買って、自分らしさに合わせてリフォームする」というリユースの時代になってきていると感じています。今回の座談会がこれからの暮らしの大きなヒントになるのでは感じています。ありがとうございました!

リアリエの賢い探し方
ReaRie リアリエサーチ ※特許出願済み

「リアリエ」は、物件の検討段階から、リフォームまでをワンストップでご提供します。物件の提示段階、および、物件の検討段階でも、適切なリフォーム価格を検討していただくことが可能になり、お客様の理想の住まいの合計金額(予算)をより正確に把握いただくことが可能になりました。
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プロフィール

  • 尾崎友吏子さん
    昨年、リフォーム済みのマンションを売却し、新たに築40年超のマンションをリフォームしてお引越し。高校2年、小学6年、小学1年の3人の男子を育てるワーキングマザー。モノも家事もミニマムにして、自然に優しいにシンプルライフについて、ブログも執筆中。著書に、「3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法」があります。ブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」http://www.cozy-nest.net/
  • やまざきみなこさん
    夫、高校3年の長男、中学3年の次男と犬1匹とともに、築18年の都心マンションをシンプルリフォームし、10年以上暮らす人気整理収納アドバイザー。最近、水回りのみ2度目リフォームを完工。ベビーシッターの経験もあり、赤ちゃんを預けなくてもできる「お片づけチャイルドマインダー」としても活躍中。ブログ「お片づけチャイルドマインダー・やまざきみなこの整理収納術」http://ameblo.jp/roombreath/
  • 橋場陽子さん
    人気エリアの築浅戸建賃貸に住む小学生4年生の男の子のママ。子どもの成長に合わせて、物件購入を検討中。そのフォトジェニックなルックスで撮影モデルとしても頻繁に抜擢されている。親・子の片づけマスターインストラクターとして、自己の子育て経験を活かしながら活動中。ブログ「アンジェ Style」http://ameblo.jp/angers-style/

上野 典行(うえの のりゆき)氏 プリンシプル住まい総研 所長

リクルートに入社後、採用の編集企画室、続いて新領域推進室にて新規事業に携わった後に住宅領域に異動。「住宅情報タウンズ編集長」「住宅情報マンションズ編集長」「SUUMO編集長」を経て独立。「プリンシプル住まい総研」設立。日本賃貸住宅管理協会 研修副委員長、全国賃貸住宅新聞等、連載中。