暮らしの安心講座

第15回 家族で確認したい、地震への備え。

家族で確認したい、地震への備え。

大きな地震が発生した時に、家族をしっかり守り、少しでも被害を減らすために。
これまでに発生した実際の震災時の状況を踏まえて、重要なポイントをまとめました。

背の高い家具は置く場所に注意を

転倒の危険がある大型家具は、置き場所に注意が必要です。特にベッドまわりには置かないようにしましょう。
また、転倒した家具がドアをふさぐと逃げ遅れるおそれがあるので、出入り口付近に置くのも避けて。危ないと思う家具は移動するか固定するなどの対策を。

市販の防災グッズで被害を軽減

大型家具は転倒防止用具で壁や天井に2カ所以上固定を。耐震マットなどを敷くのも有効です。
耐震ロックの付いていない食器棚や飾り棚にはストッパーを取り付けると安心。
窓ガラスに飛散防止フィルムを貼っておけば、万一ガラスが割れても飛び散るのを防げます。

安全を確保した部屋が1室あると安心

災害に備えて安全性を確保した部屋「家庭内シェルター」が1室あると、いざという時に安心です。
できるだけ家具を置かないようにし、窓ガラスには飛散防止フィルムを貼って。
食料や水の備蓄、寝袋や防災グッズ、靴などをまとめて置いておきましょう。

非常持出し袋の中身は定期的に入れ替え

非常持ち出し袋に備えておきたいものは最低1日分の食料や飲料水、医薬品、衣類、懐中電灯やラジオ、貴重品や小銭、予備電池など。
半年に1度は中身を点検し、食料や水、電池は定期的に入れ替えて。
1人に1つずつ用意し、素早く持ち出せる場所に保管を。

建具や設備などに不具合がないか点検

普段何気なく使っている建具や設備に不具合がないか、定期的に点検しましょう。
例えば、吊戸棚にグラつきや傾きがないかなど。異状に気付いた時に早めに修理することが、災害時の被害を減らすことにつながります。
ホームエレベーターなどの設備の点検も忘れずに。

外まわりに危険な箇所はないかチェック

外まわりを点検して、ブロック塀などに亀裂や破損がないかチェックしましょう。
強い揺れで塀が崩れると、人や建物に被害を与えたり、避難の妨げになるおそれがあり危険です。老朽化やグラつきなど、異状がある場合は早めに修理するようにしてください。