暮らしの安心講座

第12回 浴室まわりでの事故を防ぐために。

浴室まわりでの事故を防ぐために。

家庭内での思わぬ事故は、交通事故よりも発生件数が多くなっています。
特に無防備な姿で過ごすことが多い浴室や洗面室、脱衣所ではご注意を。
より安全にくらすために、設備や使い方を見なおしてみましょう。

浴室のミラーのガタつきは早めの修理を

浴室のミラーがガタついていたら、ビスを締め直すなど早めの修理が必要です。
放置するとミラーが落下して大きな事故につながる恐れがあります。また、お手入れの際などにミラーの金具や位置をずらすとミラーが外れることがあるのでやめてください。

浴室の手すりにゆるみがないかチェック

浴室の壁パネルにビスやボルトを打って固定する手すり。長期間使用しているうちにビスなどがゆるむとガタつきが生じます。
放置するといずれは外れて脱落することも。
ガタつきや、手すりと壁パネルの間の大きなすき間に気付いたら、早めの修理が必要です。

温度差を小さくしてヒートショックを防ぐ

暖かい部屋から寒い脱衣室や浴室に移動して入浴するといった、急激な温度変化はからだに負担を与えます。
このヒートショックを防ぐために、脱衣室や浴室に暖房をつけたり、浴室の壁や床にシャワーでお湯をかけたりして、事前に暖めておきましょう。

浴槽の縁やカウンターを足場にしない

浴槽の縁やカウンターを足場にしたり乗ったりしないでください。足元が不安定な上に滑りやすく、転落する恐れがあります。
また、風呂ぶたに体重をかけると破損してケガをする危険があります。
特に小さいお子さんが乗って遊んだりしないように注意を。

洗面台のミラー扉のガタつきに注意

洗面台のミラー扉の開閉にガタつきを感じたら、修理が必要です。
放置すると、いずれ扉が外れて落下します。
大きな事故につながる恐れがあるので、ガタつきに気付いた時に適切なメンテナンスをすることが大切です。

洗面ボールのヒビ割れは漏水の原因にも

硬いものを落としたり、寒い朝に熱湯を流すと洗面ボールにヒビが入り、漏水する恐れがあります。また、洗面台の樹脂製の収納棚にクレンジング剤や除光液が長時間付着すると、化学変化が起きてヒビが入ることも。
すぐに拭き取り、化粧品類を置く時はトレーなどで受けて。

洗濯機の水栓を締めて漏水を防ぐ

経年変化などで洗濯機の水栓がゆるんだり、何らかの理由で水栓からホースが外れると漏水する恐れがあります。
洗濯の後には水栓を締めるようにし、特に旅行などで長期間にわたって家を空ける時は、必ずチェックをしてください。

市販のカビ取り剤は使用方法をよく読んで

カビ取り剤や漂白剤などの塩素系洗剤と、酸性タイプのトイレ用洗剤などは絶対にまぜないでください。同時使用、及び前後の使用でも有害な塩素ガスが発生して大変危険です。
洗剤を使う際には必ず注意書きをよく読み、正しく使用してください。