季節のガーデニング

第12回 6月~7月上旬のGARDEN

6月~7月上旬のお手入れは?

藤やツツジ類の刈り込みは梅雨に入る前に。花が咲き終わったら早めに剪定します。梅雨に入る前に、春に楽しんだチューリップやヒヤシンス スイセン、クロッカスなどの球根は掘りあげましょう。掘りあげた球根は乾燥させてから風通しのよい日陰にて保管します。

アジサイやハナショウブなど梅雨時期に美しい花が見ごろに。お寺や菖蒲園など名所が賑わいます。花に囲まれるような大きなスケールで咲く姿は見事な存在感。瑞々しい緑と美しい花を見に行きましょう。

5月頃植え込んだ野菜もそろそろ大きく伸びてくる季節。支柱立てや追肥など手をかけてあげましょう。また、つる性植物も伸びる時期。新しい芽を誘引し、古い誘引紐も不要なものは取り除くなど見直します。

庭の植物がもっとも美しい季節。各地でオープンガーデンやモデルガーデンの公開などイベントが開催され、美しい庭を見るチャンスが多くなります。また、5月下旬はバラも見ごろを迎えます。各地のバラ園や庭先で美しい花や緑を楽しみ、ご自宅でのガーデニングの参考にしていきましょう。

この時期のお手入れポイント

芝刈もこれから秋口まではこまめに行いたいもの。芝刈は月に1回~3回。
分岐を促す効果も見込んでいます。刈った草はきれいに掃除して通気性を良くし、蒸れを防ぎます。
雑草の繁殖も旺盛なので、適宜除草を。雨あがりの翌日、地面が乾き始めた頃は、土が軟らかく抜きやすくなります。雑草は根から抜き取りましょう。

予防+早期発見+早期対策

適した環境で健全に生育している植物には、基本的には病害虫による害はあまり起こりません。
まずは、植物に適した環境であるよう配慮すると共に風通りがよく、清潔な環境をつくることを最優先しましょう。
花がらや傷んだ葉などは小まめに取り除き、掃除を徹底するとともに異変がないかをチェックします。

Step1 発見したら、まずは原因の特定

植物によって罹りやすい病気やつきやすい虫はだいたい決まっています。異変が見られたら植物名・症状をもとに図鑑やインターネットで調べてみましょう。まずは虫による害なのか、ウイルス・細菌による病気なのかを判別を。
「虫の存在が認められる」「葉や花が食べられていたり、穴が開いている」「周辺に糞や木屑が落ちている」 などの場合は害虫の疑いがあります。「不自然な奇形の葉」や「白い粉、斑点が広がる」などの場合はウイルス・菌による病気の疑いがあります。

Step2 広がる前に、対策を

薬剤散布以外の対策

【割箸で捕まえる】アオムシなど発見次第割り箸で捕殺【ブラシで払う】枝に張り付いた卵や幼虫を払い落とす【繁殖を抑制】乾燥を好むハダニには、葉裏に水を掛けて抑制【粘着シートの活用】ハエ・アザミウマ・コナジラミアブラムシ類を色で誘引【誘き寄せて捕殺】夜、活動するナメクジなどは誘き寄せて捕殺

※毛虫で人体に害を与える種類はそれほど無いのですが、刺されると鋭い痛みやかぶれを引き起こすイラガや強いかゆみを引き起こすドクガ(特に、ツバキ類につくチャドクガ)には触れないようにご注意ください。
ツバキ類や毛虫のつきやすいサクラ類・梅・柿などが植わっているご家庭では定期的な予防消毒をお勧め致します。

ウイルス・菌による病気に罹った植物は・・・

見つけ次第、除去します。部分的なものは取り除き、株全体であれば株ごと除去しましょう。
植物に罹るウイルスは人体には影響はありませんが、放っておくと他の植物に感染します。除去する際に用いたハサミなどは熱処理するか専用の薬剤で消毒してハサミについた汁からの感染を防ぎます。感染した部分を取り除いたら、薬剤(殺菌剤)を定期的に散布し、感染拡大を防ぎます。

薬剤散布による対応

【スプレー剤による散布】

鉢の草花や狭い範囲で散布する場合は、薄めたりせず そのまま使えるスプレー剤が便利です。周囲への飛散が気になる時はビニール袋に入れて散布します。

【噴霧器による散布】

広い範囲や、中高木への消毒は 噴霧器で散布。症状にあわせて薬剤を選び、決められた用量を希釈して散布液を作ります。保存できないので必要な量をその都度作ります。

害虫には殺虫剤、ウイルス・菌による病気には殺菌剤を用います。虫の媒介による病気の発生などどちらもあてはまる場合や予防散布時には殺虫殺菌剤を使いましょう。希釈時には展着剤も加えると雨などで流れにくくなります。

◎ラベルを確認し、薬剤の効果を確かめた上で必要な量を決められた用法・用量にて利用します。
◎風の強い日や雨が降りそうな日は避け、朝や夕方などの涼しい時間に散布します。
◎手袋・マスクなどしっかり装備の上、奥から徐々に後退しながら散布します。 風向きにも注意し自らの安全を確保するとともに、周囲に人がいないか、洗濯物がないかなど確認ながら作業します。
◎余った液は川や排水口などには流さず、浅く穴を掘って土に注ぐようにしましょう。
◎散布終了後は速やかに噴霧器などの器具を洗浄し片付けます。衣類も着替えて うがい・手洗いなどを行いましょう。(洗濯は他のものとは分けて洗います。)

6月の花

この季節に楽しめるお花のご紹介です。

  • 梅(実)

    梅(実)

  • ベニスモモ(実)

    ベニスモモ(実)

  • ジューンベリー(実)

    ジューンベリー(実)

  • ヤマモモ(実)

    ヤマモモ(実)

  • ブラシノキ

    ブラシノキ

  • フェイジョア

    フェイジョア

  • アジサイ

    アジサイ

  • シモツケ

    シモツケ

  • クチナシ

    クチナシ

  • キンシバイ

    キンシバイ

  • ビョウヤナギ

    ビョウヤナギ

  • ハナショウブ

    ハナショウブ